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100件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2013-11-05 第185回国会 衆議院 法務委員会 第4号

しかし、白鳥事件最高裁判決にありますように、新たに本人が行為をしたのではないと認められるような証拠が出てきた、こういうような場合には、今までの三審制度でいわゆる既判力ある決定が出ているわけですが、もう一回十分検討する必要がある、そのようなことを非常救済措置という言葉で申し上げました。

谷垣禎一

2013-10-30 第185回国会 衆議院 法務委員会 第2号

白鳥事件最高裁決定で、確定判決における事実認定につき合理的な疑いを抱かせ、その認定を覆すに足りる蓋然性のある証拠をいい、疑わしいときは被告人利益にという刑事裁判における鉄則が適用されると判示しているのは、これは非常に重要なことでございます。  十分この白鳥事件決定の精神を踏まえて、もちろん、再審を認めるか認めないかは行政府の我々が申し上げることではありません。

谷垣禎一

2006-05-23 第164回国会 参議院 法務委員会 第19号

次にお尋ねしたいのは、今朝からずっと議論されておりますけれども、代用監獄冤罪関係でございますけれども、非常に日弁連でも冤罪の元は代用監獄だということも言われておるわけでございますけれども、疑わしきは被告利益にという刑事裁判の大原則再審制度にまで拡大した昭和五十年の白鳥事件以来でございますけれども、平成十六年までの間、約三十年足らずの間に四百八十三人が再審無罪になっているということは大変大きなことだと

亀井郁夫

1987-07-14 第109回国会 衆議院 予算委員会 第3号

しかし、そのときは、当時の議事録を全部見ましても、今、山田長官白鳥事件のためにああいうことをやったのだと言っておりますけれども、事件の件名、個人名前はもちろん、その性質、例えば殺人事件とか傷害事件とか強盗事件とか、そういうことを言うだけでも相手方に感づかれる可能性があるから言えない、こう言っているわけですね。  

正森成二

1985-05-15 第102回国会 衆議院 決算委員会 第6号

かつて松川事件ないしは免田事件白鳥事件につきまして、数々あったことでありまするけれども、そのような大きな世論が喚起されて無罪をかち取るというようなことになってきまするときに、裁判官ないしは判事、検事というような、それは弁護士をも含めてでございましょうけれども、これが精神的に、心理的に、情緒的に影響されることがあるものか。

滝沢幸助

1983-05-18 第98回国会 衆議院 法務委員会 第9号

○小野最高裁判所長官代理者 白鳥事件最高裁決定がございましたのは昭和五十年五月二十日でございます。それ以降という日時で区切っては統計上出てまいりませんが、五十年を全部含めましたもので申し上げますと、再審請求事件は五十七年までで七百三十一件ございまして、そのうち再審開始決定のあったもので私どもが承知しておりますのは二百二十件でございます。

小野幹雄

1982-04-14 第96回国会 衆議院 法務委員会 第14号

この点については、白鳥事件判決がとにかく最近の非常な重要な指針ともなり、その後の再審開始決定判決の中にもいろいろ整理をされておるわけでありますが、少なくとも現行法の「無罪を言い渡すべき明らかな証拠をあらたに発見したとき」という条文を、「原判決影響を及ぼすべき重大な事実誤認があると疑うに足りる証拠をあらたに発見したとき」、こういうふうに改正をすべき時期ではないか。

横山利秋

1981-03-02 第94回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第3号

なお、これまでの異議審経過時間でございますが、たとえば札幌高裁白鳥事件異議申し立てで終わったのですが、これは大体二年一カ月、仙台高裁の四十九年に受理した弘前大学教授夫人殺しという事件は大体一年七カ月、広島高裁松江支部江津事件といいますのは、いま二年で現在審理中、大体一年以上はかかっているというふうになっております。

小野幹雄

1980-12-18 第93回国会 参議院 法務委員会 閉会後第1号

きょうも先輩委員からいろいろ質疑がございましたが、こういう一連の白鳥事件以来閉ざされた門戸を開くといいますか、一つの契機になったといういきさつがあるようでございますが、こういう社会情勢の中で私は、非常に法務当局からいたしますと、最初決まった裁判所判決というものが、ある時の経過を経たとはいいながら、それが覆るということになりますと、権威の上に非常に支障を来すというお考えがあるのかもしれませんが、やはり

藤原房雄

1980-12-18 第93回国会 参議院 法務委員会 閉会後第1号

ところが、白鳥事件以来、そうじゃなくて、これを疑うに足りる相当な証拠、相当な理由といいますか、そういうものを発見したらもうすでに再審裁判を開始していいんじゃないかという——これは解釈論でありますが、それを明確にするために、そういうふうな法律改正をしたらどうかという考え方があるわけですね。これは日弁連もそういう考え方をとっております。

寺田熊雄

1980-11-21 第93回国会 衆議院 地方行政委員会 第6号

それから次の白鳥事件関係でございますが、この事件は、ちょうちょう申し上げませんが、昭和二十七年一月二十一日、非常に古い事件でございまして、当時札幌警察本部警備課長白鳥一雄警部が勤務を終わりまして自転車で帰宅途中に、市内路上で背後から拳銃で射殺されたという事件でございまして、捜査の結果、犯人は当時日本共産党札幌委員会委員長あるいは同委員会軍事委員長であります村上及び同委員会所属中核自衛隊員七人

鈴木貞敏

1980-11-21 第93回国会 衆議院 地方行政委員会 第6号

その一つ白鳥事件でありますが、事件容疑者数名が中国に渡っているとのうわさがありますが、その真偽をお聞かせ願いたいわけです。そしてあわせて経過も報告願いたいと存じます。その経過の中には、中国大使館を通じまして中国政府捜査依頼をした事実があるかどうか、こういった点も踏まえてお願いいたしたい。  

小澤潔

1980-11-05 第93回国会 衆議院 外務委員会 第6号

白鳥事件というので、人殺しをした人たち中国にたくさんいるのです。これなんかも人道上でしょうか。もういっぱいおります。桂川、川口川口栄子、植野、斉藤和夫、門脇、大林。もうとにかく上海へ行くための共産党の船団というのがあったわけでございます。  その上に、華国鋒氏の名前というのは本名じゃございませんで、あれは中華抗日国防先鋒隊日本と戦争していたときの部隊の名前の中から華国鋒ととっております。

中山正暉

1979-06-05 第87回国会 衆議院 法務委員会 第18号

最高裁の第一小法廷がさきに白鳥事件再審について示しました、疑わしきは罰しないという鉄則再審開始決定にも適用があるという判例は、私個人の見解から見ますと、このつり合いの点の考慮を欠いたきらいがあると考えられます。あのようなものを真正面から受け取りますと、無限の上訴を認めよというのと同じ理解さえできることになります。

青柳文雄

1979-05-31 第87回国会 参議院 法務委員会 第10号

白鳥事件と相当違うようにも思いますし、まあ先ほど大臣からもちょっと、余り私がそういうことを長々と答えない方がいいかのような御発言もありましたので長くは申し上げませんが、その辺は私も、まあ、万に一つも違いないと思いますが、なお勉強してみますけれども、ひとつ、よく御検討いただきたいと思います。

伊藤榮樹

1979-05-29 第87回国会 衆議院 法務委員会 第16号

その傾向を促進した最高裁第一小法廷の「再審開始の新証拠についても、疑わしいときは被告人利益に、という刑事裁判鉄則が適用される」(五十年五月、白鳥事件決定)という新判断は高く評価される。しかし、それでも、現行刑事訴訟法再審の条件としている「新証拠新規性明白性」あるいは「偽証の確定」などの規定は、あまりにも厳し過ぎる。   このため刑事訴訟法再審規定を緩和することが必要とされる。   

沖本泰幸

1978-10-13 第85回国会 衆議院 法務委員会 第1号

五十年の最高裁第一小法廷は、いわゆる白鳥事件特別抗告事件でも「当の証拠と他の全証拠とを総合的に評価して判断すべきである」とし、また「再審開始のためには確定判決における事実認定につき、合理的な疑いを生ぜしめれば足りるという意味において、疑わしいときは被告人利益にという刑事裁判における鉄則が適用される」としています。  

横山利秋

1977-05-19 第80回国会 参議院 法務委員会 第8号

特に、いわゆる白鳥事件に関する昭和五十年五月の最高裁決定によりまして、再審を開始するか否かの決定に当たっても疑わしきは被告人利益にの原則が適用されるとの判断が示され、ゆるやかな解釈がとられるに至っているので、再審要件については現行法のままで十分運用を期することができると考えております。

福田一